みなさま、こんにちは。2026年3月18日に開催しましたAI流通革命3.0研究会ウェビナーについてご報告いたします。
最初に、「今日の研究会のポイント」について、株式会社リテイルサイエンス ファウンダー 大久保恒夫よりお話ししました。小売業を取り巻く環境が大きく変化する中で、単なる効率化ではなく「価値創造」を前提とした経営・現場の在り方が重要であることが示されました。特に、商品力と販売力の両輪をどのように強化していくかが、今後の競争力を左右するポイントとして共有されました。
株式会社やらまいかマーケティング 代表取締役社長 渡辺広明様より、「コンビニ業界のトレンドと成長戦略」と題してご講演いただきました。講演では、人口減少や高齢化が進む中でのコンビニ業界の現状とともに、客数減少を背景とした市場構造の変化について整理されました。成長が続く一方で、個店ごとの品揃え最適化や省人化への取り組みが進んでおり、食品ミニスーパーや外食などとの競争が激化する中で、従来の「便利さ」に加えた新たな価値提供が求められている点が印象的でした。
休憩を挟み、株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア 『ダイヤモンド・ドラッグストア』誌 編集長 小木田泰弘様より、「ドラッグストア業界の最新動向2026」と題してご講演いただきました。講演では、拡大を続けるドラッグストア市場の現状とともに、業界再編の進展や大手企業の戦略動向について整理されました。成長市場である一方で競争は激化しており、各社が調剤・食品・デジタルなど多領域に踏み出す中で、従来の業態の枠を超えた競争が進んでいる点が印象的でした。
続いて、株式会社リテイルサイエンス ファウンダー 大久保恒夫より、「業界研究の総括」と題して講演が行われました。講演では、各業態の利益構造や強みの違いを踏まえつつ、これからの小売業においては「何を売るか」だけでなく「どのように価値を提供するか」が重要になることが示されました。また、現場の売場づくりや運営においても、データや計画に基づいた意思ある取り組みが求められることが改めて強調されました。
意見交換では、参加者の皆様からいただいたアンケートをもとに関心の高いテーマが取り上げられ、それぞれの企業の取り組みに照らしながら考える機会となりました。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
次回もまた皆さまにお会いできますことを楽しみにしております。



