発起人

●大久保恒夫(株式会社リテイルサイエンス代表取締役社長)

1979年3月早稲田大学 法学部 卒業
1979年4月株式会社イトーヨーカ堂 入社
藤沢店、茅ヶ崎店にてダイニング家庭用品、日用雑貨売場チーフを担当後、本部経営政策室経営開発部担当
1989年4月プライスウォーターハウスコンサルティング株式会社 入社
シニアコンサルタントとしてコンサルティング業務を行う
1989年11月財団法人流通経済研究所 入所
研究員としてISM(インストアマーチャンダイジング)を中心とする会員制プロジェクトの研究を行う
1990年9月株式会社リテイルサイエンス設立 代表取締役社長 就任
小売業(ファーストリテイリング・良品計画等)の経営改革のコンサルティングを行う
2003年9月株式会社ドラッグイレブン 代表取締役社長 就任
経営危機であったドラッグイレブンの企業再生を行い、業績を急激に回復させる
2007年1月株式会社成城石井 代表取締役社長 就任
業績が停滞していた成城石井の経営改革を行い、業績を飛躍的に上げる
2011年5月セブン&アイ・フードシステムズ 代表取締役社長 就任
創業以来赤字だった業績を黒字体質に変革する
2011年5月セブン&アイ・ホールディングス 取締役 就任
2013年5月セブン&アイ・ホールディングス 常務執行役員 就任
2017年4月インテグラル株式会社 顧問 就任
2017年6月株式会社リテイルサイエンス 代表取締役会長 就任
2018年4月株式会社リテイルサイエンス 代表取締役社長 就任
2018年4月株式会社エムアイフードスタイル 取締役 就任

【メッセージ】

ビッグデータ、AIで流通業に大きな変化が起きようとしている。店舗を作り、商品を置いておけば、売上が上がり、利益がでた時代はとっくに終わっている。売上が上がなくなってきたからといって、チラシを撒き、価格を下げても、売上が上がらなくなった。

お客様は物を十分に持っている。その時に自分が欲しい商品でなければ、買いたいとは思わない。商品を買う方法が多様化し、いろいろな場所で、いろいろな買い方をしている。即食簡便や買い物時間の短縮、おいしさ、健康へのニーズ、買い物を楽しくしたいというニーズもある。売場をお客様のニーズに対応するには、個店別、曜日別、時間帯別に対応すべきであるが、それができていないので、売上が上がらなくなってきている。さらに、アマゾンなどのネットショッピングが拡大してきた。店舗売上が下がりそうな環境になってきたが、どうしたらいいのか、分からくなっているのが現状ではないだろうか。

そんな厳しい環境の中で、人手不足も大きな問題になってきた。人員人手採用を増やそうとして時給を上げても、採用は難しくなっている。最低賃金や社会保障など人件費が上がる要因は目白押しであり、人件費が上がり、利益が出なくなってきた。
利益を確保しようと、粗利率を上げようとしても、本格的な改革ができないから少ししか粗利率は上がらないし、継続的に上げることができない。

小売業はお客様ニーズ対応業であり、時代変化によりお客様のニーズは変化するから、時代変化対応業でもある。時代は大きく変わり、お客様のニーズが変化してきている。変化に対応しなくてはならない。しかし、現状の小売業の変化への対応は不十分である。大変なことになりそうだからと、縮小均衡に向かっている企業も多い。

私が中心となり、小売・流通業についての先進具体例を定期的に研究する研究会を立ち上げる。小売・流通業界変化の方向をしっかり見据え、根本的、長期的な対応策を考えることが必要である。それができれば、小売業の飛躍のチャンスである。時代変化に対応し、小売業が発展することを願っている。

事務局

●村木明子(事務局長・株式会社リテイルサイエンス)

●宮本浩(事務局・株式会社リテイルサイエンス)

●大森智広(事務局・株式会社リテイルサイエンス)

●大亀智裕(事務局・株式会社リテイルサイエンス)