1/14 AI流通革命3.0研究会開催報告

みなさま、こんにちは。2025年11月19日に開催しましたAI流通革命3.0研究会ウェビナー「店舗運営」についてご報告いたします。

最初に、「今日の研究会のポイント」について、株式会社リテイルサイエンス 取締役会長 大久保恒夫よりお話ししました。人手不足が常態化する中で、小売業が価値を創造し続けるためには、現場任せではなく、経営・本部が意図を持って仕組みや指示を設計することが重要であることが示されました。

続いて、株式会社リンコム カスタマーサクセス部 カスタマーサクセススペシャリスト 細野文孝様より、「“指示”が変われば、現場は変わる ~成果とコストを左右する『業務指示設計』の考え方~」と題してご講演いただきました。講演では、現場で成果が出ない要因は個人の能力ではなく業務指示の設計にあるケースが多いことが指摘され、誰が見ても同じ行動が取れる指示設計の重要性について、具体例を交えて解説されました。

次に、株式会社JOBPAY 取締役 池永裕一様より、「人手不足を乗り越える採用戦略としての給与前払い」についてご講演いただきました。時給を上げるだけでは採用競争に勝てない現状を踏まえ、採用ターゲットの明確化や求人訴求設計の重要性に加え、給与前払い制度が応募数の増加や定着率向上に寄与する点が紹介されました。

休憩を挟み、株式会社クロス 代表取締役 得平司様より、「小売業の生産性を上げるAIへの取り組み」と題してご講演いただきました。人手不足下においても売場の質を維持・向上させるため、AIを活用して業務を支援・高度化する取り組みについて、実践的な視点から解説が行われました。

続いて、東芝テック株式会社 オートIDソリューション商品部 スペシャリスト 中西功様より、「AIを用いて手指衛生を徹底する取り組み」についてご紹介いただきました。HACCP対応が求められる中、AIによる手洗い動作の判定・可視化により、衛生管理の徹底と教育の効率化を実現する取り組みが示されました。

最後に、株式会社リテイルサイエンス 取締役会長 大久保恒夫より、店舗運営の総括としてお話ししました。小売業の価値創造は商品力と販売力の強化にあり、その基盤として教育と情報システムの強化が不可欠であること、また生産性向上と人件費コントロールは経営の重要な役割であることが改めて強調されました。

意見交換では、皆様からいただいたアンケート内容を踏まえ、当日投票で興味の高いテーマを大久保が取り上げ、参加者の皆様それぞれが、自社の店舗運営に照らし合わせてお考えいただく機会となりました。

ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
次回もまた皆さまにお会いできますことを楽しみにしております。