8/21ネットスーパー実行研究会開催レポート

みなさま、こんにちは。先日開催しましたネットスーパー実行研究会ウェビナーについてご報告させていただきます。

最初に、株式会社リテイルサイエンスのファウンダー大久保より、「今日の研究会のポイント」をお話ししました。ネットスーパー業界の現状と課題、特に、データ活用の重要性をお伝えしました。

続いて、株式会社10Xの取締役CGO、橋原正明氏に「ネットスーパー事業成長への道 ~売上拡大施策とその効果の可視化~」と題し、お話しいただきました。ネットスーパーの成長戦略における顧客獲得およびリテンション戦略の重要性について、詳細にご説明くださり、データに基づく可視化手法がどのように効果を発揮するかを具体的な事例を交えてご解説くださいました。

休憩を挟み、ダイヤモンド・リテイルメディアの編集長、阿部幸治氏に「最新ネットスーパートレンド」と題しお話しいただきました。配送代行型のクイックコマース(QC)サービスの拡大について詳しくご解説いただき、ヤフーのクイックマートやウーバーイーツとの提携など、業界全体の変革に関する具体的な事例を示してくださいました。

次に、GenBridge Capitalの片矢東滋郎氏より、「激動する中国小売市場の最新情報」と題しお話しいただきました。中国市場における消費者行動の変化や次世代のGMSの成長について詳述いただき、オフライン店舗の専門化に関連する今後の市場動向についても言及くださいました。

さらに、リテールストラテジストの平山幸江氏に「米国食品小売業界の最前線レポート」と題し、お話しいただきました。アマゾンやターゲットなどの大手企業の戦略を具体例として挙げられ、米国市場における最新のトレンドとデジタル技術の活用について解説いただきました。

最後に、大久保より「ネットスーパー実行研究会総括」を実施しました。ネットスーパーの成功において、データ活用が非常に重要であることを改めて強調しました。特に、購買履歴を活用し、リピート購買や関連商品の推奨が売上拡大に繋がることをお話ししました。また、営業利益率を高めるためには、データ分析を活用した効率的な事業運営が求められること、またその際に、押さえるべきポイントやKPIについて、具体的にお話ししました。

次回の研究会も、参加者のみなさまに最新の知見をご共有し、さらに深い議論を進める機会となるよう努めさせていただきます。ご多用の中ご参加いただきまして、まことにありがとうございました。