5月17日「小売のDX・マネタイズ革命」ウェビナー開催報告

みなさま、こんにちは。先日開催しましたAI流通革命3.0研究会ウェビナー「小売のDX・マネタイズ革命」についてご報告をさせていただきます。
まず最初に「今日の研究会のポイント」について会長が不在のため株式会社リテイルサイエンス ゼネラルソリューショングループ リーダー 荻原 明子よりお話をさせていただきました。
そして、「食品スーパーの営業利益増益の秘訣」と題して、株式会社リテイルサイエンス ファウンダー 大久保 恒夫よりお話をさせていただきました。営業利益の構造について詳しく数字を提示しながらお話し、利益増益のヒントを多角的にお話いたしました。売上を上げるだけではなく、経費の削減が大切だと数値を見て改めて感じました。

その後、「DXで変わる小売業の形、買物の形」と題して株式会社ロコガイド リテール総合研究所所長 リテールガイド編集長 竹下 浩一郎様よりお話しいただきました。OMOの進化によるリアルとネット双方で買える環境づくり、アプリを起点とした「お客とつながる」、ビッグデータやAI(人工知能)やロボット活用による「省人化」、についてお話頂きました。非常に多くの事例をご紹介いただきました。センター出荷型のネットスーパーが徐々に広がってきていることを実感できました。
休憩をはさみ、「商品情報・販促情報の一元管理で実現する攻めと守りのDX」と題して凸版印刷株式会社 DXデザイン事業部 事業推進センター DXビジネス推進本部 スマートSCM推進部 佐久間 直様よりお話しいただきました。現状では、小売のシステムの実情に合わせた形式で小売の数だけ情報提供を行っているケースが多いかと思いますが、全体最適を推進する観点も重要だと感じました。
「自社POSデータ×市場データ!比較分析して見えてくる自社の強みと課題」と題して、日本食研ホールディングス株式会社 食未来研究室 室長 児玉 一穂様よりお話しいただきました。自社POSデータと市場データの比較と分析事例をお話いただきました。曜日別で売れるものに特徴が出るというのも分析結果から見て取れたので、品ぞろえやや陳列に活かせそうだと思いました。
そして、「デジタルマーケティング研究会の総括」と題して、株式会社リテイルサイエンス デジタルマーケティングチーム マネージャー 大森 智広よりお話をさせていただきました。分析手法の中で3C分析について詳しくお話いたしました。マーケティングだと4P分析などが有名だと思いますが、一段上にさかのぼって3C分析で再度経営戦略の確認を行うのも必要だと感じました。
最後に、無料ウェビナーのご案内をお話して閉会とさせていただきました。
次回もまた皆様にお会いできますことを楽しみにしております。
ご参加頂き、ありがとうございました。