ウェビナー「移動販売のいま」開催報告

みなさま、こんにちは。先日開催しましたネットスーパー実行研究会ウェビナー「移動販売のいま」についてご報告をさせていただきます。
まず最初に「今日の研究会のポイント」について株式会社リテイルサイエンス ファウンダー 大久保 恒夫よりお話をさせていただきました。
そして、「移動販売の新たな役割 ~買物難民事業から高齢者事業へ~」と題して、株式会社とくし丸 取締役 佐藤 禎之様よりお話しいただきました。事業モデルから戦略についてお話いただきました。高齢のお客様と販売パートナー様との間に信頼関係が強く、ただ商品を販売するだけではなく、お客様の特徴に合わせて商品提供をしたりお客様との会話することで関係性が作れるのだと理解できました。免許返納などで車の運転が難しくなってきた高齢者などには移動販売は今後も需要が高まるのではないかと思います。
休憩をはさみ、「最新ネットスーパートレンド」と題して株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア 編集長 阿部幸治様よりお話しいただきました。イオンネクストのGreenBeansやナノフィルメントセンターについてお話いただきました。注文件数が増えると店舗出荷だけでは受けきれないので、センター出荷を考えなければならないが、規模や人員、システム導入など投資効率を踏まえて検討するのが非常に難しいと感じました。
その後、「ヨーロッパのネットスーパー最新事情(10)~コルライトのDX戦略~」と題して、リテイルライター 太田美和子様より、ベルギーの流通でよく話題になっているコルライトという企業についてお話いただきました。ITを導入して実験して効率化を進め、時代の流れに合わせて変化対応して実験している企業だということが分かりました。チームが分かれていて幅広く対応しており、役割分担が明確なのではないかと感じました。
そして、「米国食品小売業界の最前線レポート」と題してリテールストラテジスト 平山幸江様よりお話しいただきました。米国の店舗やネットスーパー、サプライチェーン、マーチャンダイジングとマーケティングについてお話いただきました。無人自動配送が広がっており、運用が成功していることに驚きました。日本でも導入が進めば人件費削減につながりますので、期待したいと思いました。
その後、「移動販売のいまの総括」と題して、株式会社リテイルサイエンス  ファウンダー  大久保 恒夫よりお話をさせていただきました。移動販売の事例やネットスーパーと移動販売についての利益構造や黒字化についてお話しました。具体的な数字でのシミュレーション方法をお伝えいたしましたが、自社の課題点を検討していただきやすいかと感じました。

その後、お知らせをして閉会とさせていただきました。
次回もまた皆様にお会いできますことを楽しみにしております。
ご参加頂き、ありがとうございました。