12/14ウェビナー「無人店舗」開催報告

みなさんこんにちは、本日実施しましたウェビナー「無人店舗」について報告させていただきます。

まずは、「今日の研究会のポイント」と題して、株式会社リテイルサイエンス ファウンダー 大久保 恒夫より本日の講演の概要をお話しさせていただきました。

次に、「無人店舗市場の動向と見通し」と題して、東芝テック株式会社 ソリューション企画開発センター 次世代・専門店ソリューション商品部 部長 夏目 守人様にご講演いただきました。パーソナルチェックアウト方式や店舗展開フォーマットなどを頭の整理ができました。今後も省人化への要望とテクノロジーの進化により、マイクロマーケット(小さな商圏)からはじまり、パーソナルチェックアウトはますます加速すると感じました。

次に、「【無人店舗】海外最新事例から読み解く活用法について」と題して、株式会社CA無人店舗 取締役 平川 義修様にご登壇いただきました。配送・品出し陳列・接客等のオペレーションや海外事例についてご説明いただき、無人店舗についてより深く理解することができました。無人店舗に関する様々なデータを連携することができますので、どのように活用して売上を上げるのかがポイントだと感じました。

休憩をはさみ、「米国食品小売業界の最前線レポート」と題してリテールストラテジスト 平山 幸江様にご講演いただきました。ラストマイル配送の最前線・倉庫・フルフィルメントセンター戦略・店舗革新などをお話しいただきました。日本でもドローン「レベル4飛行」が解禁されますが、アメリカでの配送効率化の事例はヒントになると思います。

次に、「ヨーロッパのネットスーパー最新事情(8)~オカド海外事業の現状〜と題して、リテイルライター 太田 美和子様よりご講演いただきました。日本でもイオンが来年CFCを稼働させるオカドがOSPの形で各国のスーパーで連携を強めています。連携しているスーパーの特徴など興味深かったです。

さらに、「中国で進むヒトとプラットフォームが創る新しい価値」と題して、北京電通広告有限公司 グループ・アカウント・ディレクター 藤井直毅様にご講演いただきました。プラットフォームをまたいでバズっているという中国の特徴については日本にも飛び火する可能性があるように思いました。また、バズりやすいコンテンツを作成するというマーケティング策も有効ではないでしょうか。

最後に、「店舗の無人化の総括」と題して、株式会社リテイルサイエンス ファウンダー 大久保 恒夫より講演をさせていただきました。決済の無人化について、セルフレジ・売り場スキャン・キャッシュレス等について説明いただきました。キャッシュレスについてはさらに普及の可能性がありますし、BOPIS・自動販売機も含めると無人店舗はすでに多くの接点で活用されており、今後の展開についても期待したいと思いました。

ご聴講者様からの質問はございませんでしたのでそのまま終了とさせていただきました。

またの機会にお会いできますことを楽しみにしております。