1月20日ウェビナー開催のご報告

こんにちは!1月20日に 「ビッグデータ活用による改革、惣菜改革」 を実施しましたのでご報告させていただきます。

はじめに株式会社リテイルサイエンス代表取締役社長大久保 恒夫より 今日の研究会のポイントについてお話をさせていただきました。大久保は3月より西友のCEOに就任いたしますが、研究会につきましては継続させていただきます。

そのあと、「ID-POS分析・ジャーナルデータ 使い方の実際」と題して、データコム株式会社分析支援室 室長 丸橋 淳一様よりご講演頂きました。顧客分析・商品分析・販促・商圏分析でID-POSデータをどのように使うのかご説明頂いた上で、バスケット分析の事例紹介(同時購買)、5.1分類に基づく店別品揃え、ベン図を活用した2年連続購買、惣菜部門のデータ活用についてもお話しいただき、理解が深まりました。 POSデータは重要なデータですが、小売業での活用は不十分な場合があります。 意志を持った打ち手を講じ、目標値とのギャップを検証するという、PDCAのサイクルを回すことでより良い売り場づくりが可能になることを改めて実感しました。

そのあと、休憩を挟み「これからの小売業に必要とされるMAとは?~売上最大化を実現するOne to Oneマーケティング~」と題して、スプリームシステム株式会社 営業部 久野祐治様よりご講演頂きました。マーケティングオートメーションのシステムで効率よく、個人別に売り込むことができることをお話しいただきました。 対象者の過去の購買実績 がある場合、個人の購買嗜好に応じた販売促進ができるのでそれを活かさないのはもったいないと感じました。

次に、「惣菜部門の伸びしろの大きさに気付いていますか?~データ分析に基づく製造・発注の重要性~」と題して、株式会社リテイルサイエンス ゼネラルソリューショングループリーダー 荻原 明子より講演を致しました。特に惣菜部門については分析が不十分ですので、作り過ぎの商品は製造数・発注数を減らし、作らなすぎの商品は 製造数・発注数を増やすことの重要性についてお話ししました。売れ筋商品・死筋商品については効果が出やすいので対策を講じて頂くと良いかと思います。データの分析が難しい場合はシステムを使っていただくこともおすすめですので、弊社の新サービス「惣菜AId」についても少しご紹介させていただきました。

最後に「ビッグデータ活用による改革、惣菜改革の総括」と題して、株式会社リテイルサイエンス 代表取締役社長 大久保 恒夫よりお話をさせていただきました。POSデータや惣菜データの活用など本日の講演のまとめのほかに、粗利益データ・在庫データ・人件費コントロールについての活用方法などもお話しさせていただきました。 小売業が活用できるデータがたくさんあり、小売業がデータを持っている価値は大きいです。 小売業がデータを活用し、流通構造全体のリーダーとなることを願っています。

そのあと、ご聴講者との質疑応答を行い、閉会とさせていただきました。

次回  3月17日 は「 売場生産性アップ策、作業割当、採用、教育改革 」のウェビナーとなります。また皆様とお会いできますことを楽しみにしております。引き続き、宜しくお願い致します!