第3回AI流通革命3.0研究会セミナーのレポート

昨日、第3回AI流通革命3.0研究会を実施し、100名ほどの方にご参加いただきました。
お忙しい中ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
昨日の様子について簡単にレポートさせていただきます。

まず、「惣菜売場革命のポイント」と題しまして株式会社リテイルサイエンス 代表取締役社長 大久保恒夫より講演をさせていただきました。
外部環境や競合からみて、スーパーの総菜部門に大きなチャンスがあることが理解できました。

次に、「惣菜のオペレーション改革とEラーニング」と題しまして株式会社フランチャイズアドバンテージ 代表取締役/CEO 田嶋雅美様よりご講演頂きました。
田嶋代表が実践されている店舗オペレーション改革とeトレーニングの組み合わせによる継続的な取り組みによって惣菜売場のポテンシャルを引き出すことができるのだと感じました

次に、「作業割当の適正化による惣菜売上拡大」と題しまして株式会リテイルサイエンスの私、村木より講演させて頂きました。
夕方に出来立ての総菜を提供することで総菜売り場を充実させ、お客様の購買意欲を喚起させ、さらに、機会損失を防止することをご提案させていただきました。それをサポートするツールとして作業割当ソフトについてご提案致しました。

次に、「AIを活用した惣菜在庫最適化の取り組み」と題しまして株式会社KICONIA WORKS リードエンジニア 千葉優輝様よりご講演頂きました。商品が売り切れている、あるいは、売れ残っているにもかかわらず、データの分析が行われていないため現場では製造計画が変わっていないという課題などがわかり、興味深い内容でした。

最後に、「惣菜売場革命の総括」と題しまして、株式会社リテイルサイエンス 代表取締役社長 大久保恒夫より講演をさせていただきました。お客様のニーズに合わせて製造計画・作業割当を変動させることで粗利額の最大化が実現できると感じました。弊社ではAI ・機械学習を活用し、データを分析し、問題点と対応策をお薦めするソフトを開発する予定です。

次回の研究会は11月13日に「小売業の商品開発」を予定しております。成城石井様の商品開発の秘訣などについて深くお聞きしていきたいと思います。また、皆様にお会いできますことを楽しみにしております。