みなさま、こんにちは。2025年8月20日に開催されましたネットスーパー実行研究会ウェビナーについてご報告いたします。
冒頭、株式会社リテイルサイエンス 取締役会長 大久保恒夫より、「ネットスーパーの黒字化には、アクティブ会員の維持と成長が最重要であり、特に“残存率”の向上こそが持続的成長の鍵である」との基本方針が共有されました。短期的なプロモーションではなく、日常的な利用を促す仕組みづくりの重要性をお話ししました。
つづいて、スーパーサンシ株式会社 代表取締役 専務 NetMarket事業本部長 高倉照和様より、「AIが激速進化させるネットスーパーの近未来」と題し、AIを活用した業務の最適化や顧客体験の進化についてご講演いただきました。業務効率化とパーソナライズを両立する具体的な取り組みの数々に、参加者から多くの関心が寄せられました。
次に、休憩をはさみ、株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア 編集長 雪元史章様より、ネットスーパーを取り巻く国内外の最新動向についてご共有いただきました。業界の注目企業による先進的な取り組みや、消費者ニーズの変化に応じたサービス展開のトレンドなど、今後の展望を見据えた示唆に富む内容でした。
その後、RTK-Design Consultant 片山隆様より、「英国におけるリテールメディアの現状とネットスーパー Part 1」と題し、英国大手スーパーにおけるリテールメディア戦略の最新事例をご紹介いただきました。データを活用した広告モデルの進化や、購買行動と連動する新たな収益源の形成など、国内における応用の可能性も含めて具体的に解説されました。
さらに、リテールストラテジスト 平山幸江様より、「米国食品小売業界の最前線レポート」と題し、米国におけるテクノロジー導入による顧客体験の高度化や、次世代消費者層を見据えた商品戦略などについてご報告いただきました。変革の兆しと現場視点での洞察が共有され、参加者の関心を集めました。
最後に、株式会社リテイルサイエンス 取締役会長 大久保恒夫より、全体の総括を行いました。「ネットスーパーの黒字化には、小商圏・高密度・高頻度の構造が欠かせない。商品構成・利用設計・プロモーションのすべてを戦略的に見直す必要がある」と述べ、今後、会員制モデルやリテールメディア、業務自動化といった多面的な投資と改革が、利益確保と持続可能性を両立させる鍵になると締めくくりました。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
次回もまた皆さまにお会いできますことを楽しみにしております。
