3/19AI流通革命3.0研究会開催報告

みなさま、こんにちは。2025年3月19日に開催しましたAI流通革命3.0研究会ウェビナーについてご報告いたします。

最初に、「今日の研究会のポイント」について、株式会社リテイルサイエンスファウンダー大久保恒夫からお話ししました。

続いて、株式会社リサーチ・アンド・イノベーションの西田征史様より「大競争時代を生き残る レシートデータ活用のすすめ」と題し、CODEというアプリを活用し、レシート+バーコード情報による商圏分析、競合比較、商品構成の最適化などについてご紹介いただきました。特に、併用客の動向把握や売場ごとのベンチマーキングが注目されました。

次に、株式会社プラスアルファ・コンサルティングの吉川典仁様より「生成AIによって加速する『顧客の声』活用最前線」と題し、コールセンターなどに蓄積されたVOC(顧客の声)を可視化・分析し、生成AIによってFAQやコメント文などを自動生成する活用事例をご紹介いただきました。

その後、株式会社パルコデジタルマーケティングの鈴木雅詞様より「デジタルを活用したサプライヤーエンゲージメントの具体策」と題し、ESG対応クラウドツール「wezero」を通じたサプライヤーとの情報共有やアンケート回収、データ連携の効率化事例についてご講演いただきました。

休憩を挟み、株式会社AIDの石川信能様より「カメラ+生成AIで流通現場はどう変わる?」と題し、カメラ映像を用いた人流解析、混雑予測、属性推定など、現場での生産性改善に直結するAI活用事例をご紹介いただきました。

続いて、株式会社リテイルサイエンスの荻原明子より「現場力向上のための最適配置 〜人時活用で描く未来〜」と題し、属人的なシフト管理から脱却し、システムとデータを活用した人員配置の最適化や、マルチジョブ化による効率的な店舗運営の考え方をご紹介しました。

最後に、株式会社リテイルサイエンスファウンダー大久保が「生産性改善の総括」として、データを活用したPDCAサイクルの重要性や、人件費のコントロール、作業割当の改善など、生産性向上に向けた具体的な戦略について総括しました。

ウェビナー終了後の意見交換会では、参加者様が興味のあるテーマに大久保がライブで回答し、現場課題や実践方法に関する具体的な解決策についてお話ししました。

次回もまた皆さまにお会いできますことを楽しみにしております。ご参加いただき、ありがとうございました。